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製品情報メマリー

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Q.メマリーの投与によると思われる中枢性副作用(めまい、傾眠)への対応について教えてください。

A.

メマリーの投与によると思われる中枢性副作用(めまい、傾眠)がみられた場合は、副作用の程度と腎機能の確認をお願いします。
参考ですが、中枢性副作用に有効と考えられる対応(手順)1)についてご紹介します。

(1)投与中止または即座の減量(半量以下)の判断が必要な症状として次の3点が挙げられています。
・起立、歩行に問題がある。
・しっかり起こしても、起きない、すぐに眠りこけてしまう。
・起きているべき時(診察中、食事中、入浴中)でも眠りこけてしまう。
(2)腎機能をチェックし、高度腎機能低下であればメマリーの維持量を10mg/日にしてください。
(3)いずれにも該当しない場合は、①~③の対応を踏まえ、メマリーの投与継続をご検討ください。
①服薬時間が"朝"の場合は”夕”に変更します。
メマンチンの用法・用量は1日1回となっています。メマンチンは、Tmax5~6時間であることから、夕投与で浮動性めまいと傾眠は就寝中に起こることになり、浮動性めまいと傾眠の発現が抑制されます。逆に、夜間の不眠や昼夜逆転の傾向がある患者さんでは夕投与でこれらの症状が軽減されることがあります。
②睡眠導入薬、抗不安薬、抗精神病薬、抑制系の漢方製剤(抑肝散など)を服用している場合には、これら薬剤の減量・中止を検討します。
③症状が軽度の場合は、無処置で投与の継続を考慮してください。

メマリーを漸増中に浮動性めまいと傾眠が出現した場合は、(3)を参考として対応してください。ただし、5mg/日の投与量でそれらの副作用が見られた場合には、一旦中止し、診断の見直し、身体チェックを行い、そのうえで再投与を考慮してください。

なお、メマリー添付文書【使用上の注意】でも、注意喚起しています。
(1)投与開始初期においてめまい、傾眠が認められることがあるので、患者の状態を注意深く観察し、異常が認められた場合は、投与を中止するなど適切な処置を行うこと。また、これらの症状により転倒等を伴うことがあるため、十分に注意すること。

引用文献:
1)中村祐 :Rp.レシピ 2012;11(4):347-369

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