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製品情報メマリー

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Q.メマリーの特徴について教えてください。

A.

メマリー(メマンチン塩酸塩)は、ドイツのMerz Pharmaceuticals GmbHで開発された、グルタミン酸受容体サブタイプの1つであるN-methyl-D-aspartate(NMDA)受容体*拮抗を作用機序とするアルツハイマー型認知症の治療剤です。
本邦においても、用量設定試験や二重盲検比較試験等の臨床試験を実施し、本剤の有効性と安全性が確認されたため、「中等度及び高度アルツハイマー型認知症における認知症症状の進行抑制」の効能・効果で国内製造販売承認申請を行い承認を取得し2011年6月に発売しました。

特徴
(1)NMDA受容体拮抗を作用機序(in vitro)とする中等度及び高度アルツハイマー型認知症治療剤です。
(2)過剰なグルタミン酸によるNMDA受容体の活性化を抑制することにより、神経細胞保護作用(ラット、in vitro)及び記憶・学習機能障害抑制作用(ラット)を有します。
(3)認知機能障害の進行を抑制し、言語、注意、実行及び視空間能力等の悪化の進行を抑制します。
(4)攻撃性、行動障害等の行動・心理症状の進行を抑制します。
(5)薬物代謝酵素P450(CYP1A2、CYP2A6、CYP2B6、CYP2C9、CYP2C19、CYP2D6、CYP2E1、CYP3A4)による代謝の影響を受けにくい薬剤です。(in vitro)
(6)メマリーOD錠は水なしでも服用可能な剤形であり、メマリー錠との生物学的同等性が確認されています。
(7)メマリードライシロップは、水に懸濁して服用又は粉末のまま水とともに服用のいずれの服用方法も可能な剤形であり、メマリー錠との生物学的同等性が確認されています。
(8)国内におけるメマリー錠承認時までの臨床試験において、1,115例中408例(36.6%)に副作用が認められました。主な副作用は、めまい4.7%(52例)、便秘3.1%(35例)、体重減少2.2%(24例)、頭痛2.1%(23例)等でした。〔承認時〕
重大な副作用としては、痙攣(0.3%)、失神(頻度不明)、意識消失(頻度不明)、精神症状(激越:0.2%、攻撃性:0.1%、妄想 0.1%、幻覚、錯乱、せん妄:頻度不明)、肝機能障害(頻度不明)、黄疸(頻度不明)、横紋筋融解症(頻度不明)があらわれることがあります。

*N-methyl-D-aspartate(NMDA)受容体:神経伝達物質のグルタミン酸により活性化される受容体の1つです。アルツハイマー病発症において、グルタミン酸誘導の神経毒性関与があります。その中心としてNMDA受容体の過剰活性化が考えられ、神経損傷死及び記憶・学習機能障害へ繋がると考えられています1)

引用文献
1)Parsons CG,et al. ; Neuropharmacology 2007;53(6):699-723

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