Q.イナビル吸入懸濁用160mgセットの特徴について教えてください。

A.

1.イナビ吸入懸濁用160mgセットによる「治療」は1回で完結するので、患者さんの自己判断による服薬中止や服薬忘れを懸念する必要がありません。

2.イナビル吸入懸濁用160mgセットは、ネブライザを用いて患者さんの自然呼吸に合わせながら薬剤を「呼吸器」に送達できるので、従来の吸入容器での吸入手技が不要です。

3.イナビルはプロドラッグであり、投与後、ラニナミビル(活性代謝物)に変換され、ウイルスの増殖部位である「呼吸器」に長時間にわたり貯留し、作用を示します(健康成人、マウス、ラット)。

4.イナビルは、以下の各種インフルエンザウイルスに対しても抗ウイルス作用を示します。
①薬剤耐性インフルエンザウイルス(A/H1N1型※1、A/H3N2型※2、B型※3、A/H5N1型※4)(in vitro、マウス)
※1:H274Y変異株 ※2:R292K変異株、E119V変異株 ※3:G402S変異株 ※4:H274Y変異株、N294S変異株
②A/H1N1 pdm09 インフルエンザウイルス(in vitro、マウス)
③高病原性鳥インフルエンザウイルス(A/H5N1型)(in vitro、マウス)
④既知のノイラミニダーゼ亜型(N1〜N9)動物インフルエンザウイルス(in vitro)

5.副作用
イナビル吸入懸濁用160mgセットの重大な副作用として、ショック、アナフィラキシー、気管支攣縮、呼吸困難、異常行動、皮膚粘膜眼症候群(Stevens-Johnson症候群)、中毒性表皮壊死融解症(Toxic Epidermal Necrolysis:TEN)、多形紅斑があらわれることがあります。
また、イナビル吸入懸濁用160mgセットの主な副作用としては嘔吐(0.5%未満)等が報告されています。

引用文献:
イナビル 総合製品情報概要

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