Q.イナビルの治療はなぜ、1回で完結するのですか?

A.

プロドラッグであるイナビルは、気管や肺に存在する加水分解酵素により活性体のラニナミビルに変換され、そのまま標的器官である気管や肺に長時間貯留します。
イナビルは脂溶性のため気道上皮細胞に容易に取り込まれ、ゴルジ体に存在するエステラーゼにより効率よくラニナミビルに変換されます。
変換されたラニナミビルは、水溶性のため気道上皮細胞に取り込まれ、長期に貯留されます。
また、ラニナミビルはノイラミニダーゼと長時間にわたり強く結合しています。
このような理由からイナビルによる治療は1回で完結すると考えられます。

【参考:インフルエンザ情報webサイト インフル・ニュース 『なぜイナビルの治療は1回で完結できるのか? ~「薬剤特性」の観点から、その理由を考える~』

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